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3Dスキャナーも活用!「モノづくりカフェ・リペアカフェ」とは?



モノづくりカフェやリペアカフェという言葉を知っていますか?


最近ではDIYの新しいスタイルとしてこうしたお店やコミュニティが増えています。


簡単に説明するとDIY好きが集まって工作や修理をする場所のことで、3Dレーザースキャナーのように高価で業務用のイメージが強い機器もよく活用されています。


今回の記事では、DIYをする場所を用意しづらい都市部を中心に少しずつ数を増やしているこうした集まりについてご紹介します。


モノづくりカフェ



DIYを楽しむひとは大勢いますが、高価な工具を買うほどではなかったり、都市部に住んでおり機材の置き場がなかったりして、専用の工作機械を買うのが難しいといったお悩みをもつひとは多いと思います。


そうした人たちのために場所や機材を提供しているのがこうしたモノづくりカフェです。

モノづくりカフェはカフェと名のつく通り、お茶をしながらDIYを楽しめたり、同じ趣味をもつ人たちで集まったりできるのが魅力です。


工作機械は店によりますが、レーザーカッターや大型のプリンター、卓上ノコギリといった個人ではもつのが難しい工具が置いてある場合も多く、DIY好きにとって大きなメリットといえます。


最近では3Dプリンターのあるカフェもあり、3Dスキャナーと3Dプリンターを組み合わせて作品をつくるユーザーも増えています。


リペアカフェ



自然災害などが続くこともあり、SDGsや温暖化対策、ゼロウェイスト(ごみゼロ)などが注目を浴びていますが、そうした持続可能な社会に向けた取り組みの一つにリペアカフェというものがあります。


オランダ在住のジャーナリストが2009年にアムステルダムでリペアカフェを開催して以来、日本を含めた世界中でこの取り組みが広まっています。


多くのリペアカフェでは電化製品や衣類、家具、おもちゃ、自転車などを持ち込むと技術をもった人が修理をしてくれるイベントを開いたり、修理方法を学べる勉強会などをおこなっており、モノをできる限り長く使えるようにしています。


最近では3Dスキャナーと3Dプリンターを組み合わせた修理などもおこなわれています。3Dスキャナーで修理対象の構造を取り込み、足りない部品を設計、3Dプリンターで出力した部品をつけて完成、といった方法で修理に活用しています。



まとめ


DIYやリペアカフェのようなモノづくり、修理の分野でも3Dレーザースキャナーの利用が広まっています。3Dプリンターとの相性もよくこれから先もっと活用が広がっていきそうです。


3Dレーザースキャナーのような最新のテクノロジーが古くからある「もったいない精神」と融合し

SDGsなどの持続可能な社会実現に貢献しているのは嬉しいですね。


こうしたコミュニティは多くの場合インターネット上で情報を公開しているので、近所にあるモノづくりカフェ、リペアカフェを調べて行ってみるといいかもしれません。

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